堀川です、こんばんは

高井　円 さんの内容を読んで、誤解のないように解説しますが、
tempdbデータベースの中に作成する『テーブル』と、『一時テーブル』は
意味が違います

Transact-SQL言語の世界で一時テーブルと言えば、名前が＃で始る
テーブルです
例えば #MyTable など。しかしこのテーブルはtempdbの中に自動的に
作成されますが、そのテーブルの名前はMyTableではありません。
テーブル名の後ろに特殊な文字列があります

つまり一時テーブルとは、絶対に他の接続からはその存在が見えない、
自分専用のテーブルという意味です

ところがtempdbの中に一般的に作成したテーブルは、その存在が外部の
誰もが名前を知っていれば使うことができます

ではtempdbの中で作成するテーブルの利点は何か？？？
それは、SQLServerをシャットダウンすると、もうそのテーブルは消える
（立ち上げ時にtempdbの内容がすべて初期化される）
このため、自分で明示的に削除しなくてもよい
またセキュリティに通常は配慮しないため、誰でも自由に利用できるなど。。。

一時テーブルを使うか、tempdbに通常のテーブルを作成するか？
場面場面に応じて、使い分けてください

Transact-SQLの世界では、この２つは明確に意味が違っていることは
忘れないでください

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（株）日本技術ソフト開発　　堀川　明
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０６月０９日（金曜日）　００時０５分記