水口さん、こんにちは

> もし、「危なくない橋」があるのであれば、是非教えてください。

もちろんおっしゃるとおりです。100%大丈夫という保証は（MSKKもレドモンドのMicrosoft
本社も含めて）この地球上の誰にも出来ません。しかし、「この組み合わせでな
ければ確実に発生する問題」があることはお話したとおりですし、なぜ問題が発
生するかは（少なくともある程度は）お読みいただければおわかりいただけるも
のと思います。

肝心なのは（少々格好をつけて言うなら）リスクマネジメントをどの程度まで考
えるかです。本当にWindows系汎用のアプリケーションを書きたいなら、VC++で
Win32APIを直書きしていくしかありません。あるいはBorland系の開発ツールを
使用するのもひとつの選択肢でしょう。そしてVBで「全ての実行環境に合わせた
コンパイル環境を作って、実行環境ごとにインストールセットを作成する」とい
うのも確かにひとつの選択肢のはずです。しかし、選択肢それぞれにそれなりの
危険性は確かにあります。VC++とWin32APIの組み合わせですら、100%全ての
Windows系OSで稼動するとはとても断言できないのが実情なのですから。

肝心なのは、とにかく情報を集めることです。その上で、コスト、選択した開発
環境、その他外部環境も合わせて考えた上で「選択しうる方式として一番危なく
ない橋」を選びましょう、と言っているのです。

100%の安全は望めませんが、踏んだら100%アウトの場所はわかっています。それ
を避けることで安全性をなるべく高めていく、と、Microsoftに付き合うには、
それしかないのではないでしょうか？


……まぁもちろん、普段通っている道のど真ん中に地雷が埋まってる可能性だっ
てありますけどね(^^;




丸山　宏徳

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