堀川です、こんばんわ

日経ソフトウェ ア４月号の表紙に、

　Access2000とMSDEで始める本格派データベースプログラミング

という文字が出ており、釣られて買いました。

仕事柄、SQLServer や MSDEという文字が出ているものは
反射的に買うことにしているのです
#私、日経ソフトウェアは定期購読していないのです

本格的という内容に期待したのですが。。。
どこが本格的なのか全然わかりませんでした

確かにトリガプログラムの話が載っているので、まあ初めて読む人
からすれば、難しくて本格的だと勘違いするでしょう。
でも、一番肝心なことが抜けています

そうです、Access2000のフォームのプロパティの中に
　　　　　固有のテーブル
　　　　　再同期コマンド
　　　　　入力パラメータ
の新しいプロパティの説明が、どこにも無いのです。
Access2000＋MSDEの一番重要なことは、トリガではなく、この
プロパティなのに。。。

また、私が前々からVBマガジンで主張している通り、Access2000は
パラメータ付きストアドプロシージャに連結したフォームを作ることによって、
ネットワーク内に流れるレコード数を制限できます
それなのに、このメリットを誰も強調していないことに、情けなく思います

特集記事を書いたライターは、『本格的データベース』というテーマを何と
心得ていたのでしょうか？

少なくとも本格的と言うぐらいなら、テーブルやビューに連結する見本なんて
私は作れませんよ
まったくの初心者がこの特集を真似て、これらに連結するアプリケーション
を作ったら、何のためのAccess2000なのか、そのメリットが生かされません。
せめて、ストアドプロシージャでレコードを絞り込んで欲しいなー

ライターの視点が少しボケているように思えます
初心者に対して、何が重要なことで何が不要なのか？
トリガなんて、最後に話せば良いことなのにネ

#そういう私も来月号のVBマガジンでAccess特集の記事を１本書きましたが
#オペレーション中心の話なので、特に重要なことはありません
#それでは読者に申し訳ないと思ったので、ローカル一時テーブルに対する
#連結フォームの作成方法を書きました。この技術を覚えてください。

また来月号のVBマガジンでは、ADPフォームの作成方法で、新しい技術を
紹介します。この方法は、技術評論社のご厚意で、VBマガジンに掲載する
ことが許されました。このためこの方法を真似た記事やプログラムが掲載された
場合に、参考文献として技術評論社の書籍名の明示が無いときは、
私は怒りますよ (^.^;;
ぜひみなさんも、この方法を利用しながら、『本格的データベースアプリケー
ション』を作成してください。

また秋月氏の興味ある記事も読めます

そのようなわけで、ぜひVBマガジン４月号を忘れずに、購入しましょう  !!

#ところで、DBマガジン５月号でも、Access2000特集を行なうようですが
#期待していいのかな？？？
#『ワンランク上』というタイトルを信じて買います

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（株）日本技術ソフト開発　　堀川　明
        mailto:who@example.ne.jp
        http://www.horikawa.ne.jp/msde/
        http://www.kt.rim.or.jp/~pwp/
０２月２４日（木曜日）　２１時５９分記