FJTさん、こんにちわ。私もMSDEは初心者ですが、よろしくお願いします。

さて……

> mdbでは、データ蓄積用にファイルサーバーにデータmdbを置き、
> クライアントにフォームやクエリーを入れたプログラムmdbを置きました。
> プログラムmdbには、入力用のワークテーブルを置いて、入力が終了すると、
> リンクしたデータmdbにクエリーで追加してました。
> クライアントごとにワークテーブルを持てたんです。
> これにより、多クライアントが同時接続したときのデータベースの破壊を回避で
> きました。
> 
> プロジェクト(adp)では、リンクということが出来ないため、
> すべて同じmdf内にテーブルを持ちますね。
> ワークテーブルなしで、登録対象のテーブルを直接フォームで開くのでしょうか。
> なんかやり方というか、考え方がずいぶん違うようで。
> 「SQL Server 7.0のフロントエンドはこれで決まり」のページで解説されている
> 方法で、多クライアントから同時接続して同時入力しても、問題が起こることは
> 無いのでしょうか。

とのコトですが……実はこの仕組みこそ、RDBMS（＝リレーショナルデータベー
スマネージメントサービス：言葉くらいは聞いたことありますよね？）の中心的
な機能なのです。

mdb＝Jet Database Engineは、仰るとおりの問題を抱えていました。実は、
（MSDEに限らず）RDBMSのもっとも重要な役割は、この「多クライアントが同時
接続・同時更新を行ったときでも、データベースの破壊やデータの矛盾を生じさ
せない」という機能です。逆に言えば、「大丈夫なように作ってあるのがRDBMS
という仕組み」です。そして、MSDEは(Jetとは比較にならないほどの)ちゃんと
したRDBMSです。

結論から言えば「OKです。まったく問題ありません」となりますが、そういう機
能があることを知らなければこのメリットを十分に活用することも出来ませんの
で(^^;)、「排他制御」「トランザクション制御」というキーワードを中心に、
RDBMSについての解説書を読んでみてください。

………この辺、「完全トレーニングテキスト」には、どのあたりに乗っているん
でしょうか？　＞　エラい人(^^;




丸山　宏徳

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