米田です。

>見ますと、話しは振り出しに戻って、Linux+PostgreSQL が俄然、可能
>性が高くなってきました。
　ここまでの話しでは、概念レベルでの問題点の検討にとどまり、実務を通じての評
価が不足していると感じます。

　私個人としては、MS SQL Server 6.5に主にデータベース管理者としてかかわって
おり、PostgreSQLは本での知識にとどまっています。
ただ、それだけでは役に立ちませんので、リンクを一つ紹介します。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se192924.html
ACCESS2000+PostgreSQL7.0によるアパレル商社向けの販売業務システム
フリーソフトであり、コードについての参照も可能にしているそうです。

　本システムがPostgreSQL を量るのに適切か分かりません。ただ水口さん、堀川さ
んの重要な指摘を最小限の工数で確認する素材としては有用だろうと思います。
　また差し支えなければ、使われている手法の一部をMSDE でも評価し、本MLにフィー
ドバックいただければ、参加者の財産になるんじゃないかと思います。
(こういった点ではPostgreSQL より MSDE の方が相性が良く、メリットを感じた等
ですね)

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　ご質問の
>矛盾、というのは、どういう点でしょうか。そこのところをもう少し
>教えていただけないでしょうか。MSDE は Non-GUI Access は GUI という
　ですが、MSDE は Non-GUI、Windows 2000 はGUI という部分です。
折角 CUIに習熟するのであれば、操作ログを確実に残しやすいのは、大きなメリット
と思っています。
(私の場合 Windows NT 4.0 ですが、重要な設定変更ではダイアログをキャプチャ
し、記録に残すという足掻きをしています。ただ正直面倒です)

　あとクライアント側を気にするという点では、例えば Delphi を採用するなら、
サーバー選択の自由度が増すと思います。

　以降細かい部分ですが、万一 PostgreSQL を採用するなら、重要な選択肢は、
・ext2fs を使いますか? Reiserfs、ext3fs、JFS、XFSといったジャーナリング機能
をもつファイルシステムを採用しますか?
　ext2fs を採用するなら、fsck での必要時間を考えると、HDDの全容量を割り当て
ず、必要なサイズに絞った方がいいかもしれません。
(PostgreSQL でなく、新しいファイルシステムがシステム全体の安定性の制約にな
る可能性もありますよね)

　逆に MSDE 1.0であれば、
・2000年最後頃のMSDN ライブラリCDを確保できているといいと思います。
(確か、2001年1月リリースでMS SQL Server 2000 ドキュメントに切り替わったと思
うので、充実しているだろうその直前版)

　非常に雑多ですが、とりあえず気になる部分です。