Date: Thu, 29 Jul 2004 16:26:14 +0900
 From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
 
 
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: 泰弘 池山 [mailto:who@example.com] 
Sent: Thursday, July 29, 2004 9:37 AM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01291] 破損した mastlog.ldf の復旧について
>master.mdfからmastlog.ldfを復旧する方法はありますでしょうか?
ユーザデータベースではないため、mdfからデータベースの復元はできません。
masterデータベースのバックアップがあるときは、そこから復元ができます
書籍下巻347ページを参照してください
データベースサービスをシングルユーザモードで起動し、RESTORE命令で
masterデータベースを復元します。
最後の方法として、masterデータベースの再構築という手段があります。
但し、お使いになっているデータベースサーバーが、MSDEの場合は、
マイクロソフト社の方針によって、
  masterデータベースの再構築コマンド
  Program Files\Microsoft SQL Server\80\Tools\Binn\Rebuidm.exe 
が提供されておりません。
MSDEの場合は、再構築はできません。
master データベースを再構築する方法 
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/howtosql/ht_install_8w8p.asp?frame=true
但し再構築するときに、
    master.mdf , mastlog.ldf の2個だけのファイルで大丈夫と勘違いされる方が
多いですが、上記の再構築コマンドを実行すると、次の12個のファイルが必要です。
master.mdf
mastlog.ldf
model.mdf
modellog.ldf
msdbdata.mdf
msdblog.ldf
distmdl.mdf
distmdl.ldf
northwnd.mdf
northwnd.ldf
pubs.mdf
pubs_log.ldf
要するに、SQLServer2000をCD-ROMから新規インストールするときに、CD-ROMに
添付されたデータベースファイルを要求します。
masterデータベースの再構築に備えて、データベースサービスを止めた時に、
今運用中のデータベースファイルの中から上記12個だけをコピーして保存しておく
作業をしているかどうかで、再構築ができるかどうかの命運が決まります。
データベースサービスを止めた時に、上記ファイルだけをコピーするバッチファイルを
実行するような習慣をつけておくと良いでしょう
------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
        堀川 明  (Akira Horikawa)
    07月29日(木曜日) 16時24分記
        mailto:who@example.ne.jp
        http://www.horikawa.ne.jp/msde/
 
  
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