これまでは、
(Win2k+MSDE) + (Win2k+IIS5)+(Win2k+VS6)
という環境でしたが、現在は、それに加えて
(Win2k+MSDE2k)+(Win2k+IIS5+.NetFramworkSDK)+(Win2k+VS.Net)
を併用するという環境になりました。新しい環境で、
前々からの課題だった使易い GUI を備えた Web Application
を１つ、開発がだいたいできたかな、というところです。
ちなみに、人や施設などの Resource の予約システムです。
以前は、VBScript による ASP でしたが
今回も含めてこれからは、C# による ASP.Net ということになります。

ADO.Net では、DataSet という WebServerSide の Database が
用いられます。恐らく、そのために MSDE2k をまるごと
.Net Framework の中に組込んだんだと思います。
Database Server から WebServerSide の Database へ
ある程度の分量の Data を Page 単位で送っておいて
それを DataSet と呼んで、Client と WebServer の間の
 Event 処理は、その DataSet に対して行う、という流れ
のようです。

DataSet と Database の同期は、ADO.Net が頃合を見計らって
やってくれる、ということになっていますが、、、
今回の開発では、ASP のときと同じく、SQL 文を自力で構成して
System.Data.SqlClient.SqlCommand
によって直に Database に対して発行する、という安心な方法を
とりました。DataSet に任せるのを避けたのは

１ DataSet と Database のデ−タのやり取りは
　　Page 単位であり、そうすると、不必要な Record まで
　　書き戻しをされることになるのではないか？
２ Page 単位のデ−タの書き戻しが、頻繁に行なわれるとすれば
　　別の Client との間で、デ−タ不整合のエラーが発生する
　　確率が飛躍的に高まるのではないか。

以上のような推測に基づいて、今回は、Event ごとに
SQL 文を構成して、なるべく小さい単位でデ−タ処理をする
ことによって、デ−タ不整合を避ける、という方向で考えました。
この辺、皆様はいかがお考えですか。

# C# って、Delphi そのものです。
# 作者が同一人物ですから当然ですが。

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Tadashi Nakamura
who@example.com